SSDとは、SSDの構造とメリット・デメリット、あまり触れられることのない注意点、導入時の注意点、寿命などを御説明します。
SSDとは
SSD(ソリッドステートドライブ)とはHDDと同じくパソコンのデータを保存する記憶装置です。
「SSD」は正式には「Solid State drive(ソリッドステートドライブ)」と言います。
最近はHDDの代わりに搭載される事も多くなった記憶装置の一つです。
構造は
モーターやヘッドなどの機械的駆動部分が無く、半導体のメモリチップ上のセル(記憶素子)に記録する方式になります。
HDDと比較すると
・静穏性に優れる
・HDDより発熱が比較的少ない
・機械的駆動部分が無い為に衝撃に強い
・高速に読み書き可能(製品や状況にもよりますがHDDの2~5倍程度)
と言うメリットがありますが、その反面
・同容量のHDDより高価(大容量になるほど)
・大容量化は技術的に少々困難で容量が少ない物が多い
・メモリーチップの中のセル(記憶素子)に書き換え制限回数がある
・空き容量が少ない状態で使い続けると壊れやすくなる
・壊れた場合のデータ復旧が難しい
と言ったデメリットもあります。
デメリットの方が多く見えますが、衝撃に強いのでモバイルPCなどではSSDの方が気を遣わないで使用できます。
また、高速に読み書きが可能なため、PCの電源投入から使用できるまでの時間や、SSDにインストールされているソフトなどの起動時間がかなり高速になりますので、幾つかの注意点を守って使えば恩恵の方が大きいかと思います。
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